メーカー企業によっては、福利厚生の一環として、従業員に寮が提供されています。
期間工に応募して採用されれば、家賃・水道光熱費は無料です。
単に時給が高いだけでなく「家賃などの生活費が抑えられるのでお金を貯められる」のが期間工のメリットです。
同じメーカーでも差はありますが、基本的な特徴は次の通りです。
- 一人部屋
- キッチンなし(自炊はできない)
- 寮・工場に食堂あり
- 寝具・冷蔵庫・エアコンあり
- トイレ・お風呂・洗濯機は共同のことがある
- wifi設備は食堂のみのことがある
- 寮から勤務先の工場まで徒歩すぐor送迎あり
相部屋になるケースは滅多になく、ほとんどのメーカーが一人部屋を用意しています。
今は少なくなった製造業派遣の社員寮問題/h2>
メーカーの直接雇用による期間工だけでなく、派遣会社も派遣社員向けに寮を用意しています。
リーマンショック以前の製造業派遣の寮は、個人が賃貸をする場合と変わりない家賃や敷金礼金を取られているケースが多く、福利厚生の意味合いとはかけはなれていました。
2018年時点ではそのようなケースは少なくなり、期間工と同様の待遇で寮を借りられるケースが増えています。
家賃無料の仕事は少なく、派遣社員の時給の高いメリットがなくなる程度の家賃を取られるので、結果的に手元に残る金額は期間工とかわらないことが多いです。
派遣登録する際に「寮の家賃はいくらですか?」と確認しておくのをおすすめします。