期間工の仕事がきつすぎて入社後1~2か月以内に辞める人は多いです。
「きつすぎる」と言われる理由は大きくわけて2つあります。
- 仕事内容
- 仕事以外の内容(主に寮生活)
それぞれについて考えていきましょう。
仕事内容がきつい場合
満了金を受け取らずに短期間で辞めてしまうかたの多くは、次のどれかのタイプに当てはまります。
- 肉体仕事の経験が一切なく「きつければ辞めればいい」くらいの気持ちで入社した
- 車の部品がどれだけ重いか想像がついてなかった
- なんでもいいので寮のある会社に入りたかった
共通点をざっくり言うと「期間工のきつさを見誤っていた」というところです。
当たり前ですが、期間工は車を作るのが仕事なので体力的にはきついです。最初の1~2週間は体が作業内容に慣れていないので筋肉痛にもなります。
もっとも、しっかりしたマニュアルがあるので工場内での事故や怪我は滅多におこりません。仕事内容がきついとはいえ、労働時間や職場環境については大手企業らしい整備がされています。
寮生活(隣人・人間関係)に問題がある場合
レアケースながら、同じ寮で生活している同僚に問題があって辞めるケースがあります。
寮には当たり外れがありますし、隣の部屋にどんな人が住むかは運次第です。一般的な賃貸物件なら隣の部屋の人がどんな様子かをうかがえますが、期間工の寮は完全に運任せです。メーカー企業としても面接で問題のありそうな人は排除するとはいえ、一定数は問題児が入社してしまいます。
ワンルームタイプの寮ならまだしも、ルームシェア対応の寮で問題のある人と一緒になってしまうと本当に大変です。寮生活でストレスが溜まり、休めないまま会社に行かなければいけません。
解決策は「運が悪ければ辞める」「問題のある人が辞めてくれるのを祈る」くらいしかありません。もっとも期間工として働く人たちだっていい大人ですから、隣人に問題があるのはレアケースだと割り切って応募するのがよいでしょう。