この記事のまとめ
- ニート歴があっても期間工に採用される
- 面接ではスーツを着て体力があるアピールをする
- 人材紹介会社経由で応募すると入社祝い金が多くなることもある
- 入社祝い金があって寮費無料なので手元にお金がなくても実家から出やすい
- 工場内は安全に配慮されていて作業マニュアルがしっかりしているので長く働きやすい
- 肉体労働がきつくて続けられない可能生はある
- 体力面で厳しくない部品製造メーカーに応募するのがおすすめ
ニートは期間工になれるの?
「ニート期間があるから」という理由で期間工が不採用になることは非常に少ないです。
もしも不採用になった場合は次のような理由です。
- ニート歴が長くて体力が落ちてそう
- 持病があって期間工の仕事ができそうにない
- 期間工の経験が一切なくて年齢が40代以上
- 金髪や刺青ありなど、面接時の見た目が悪い
たとえニート期間があっても、20代の方が質問にハキハキと答えられれば採用になることがほとんどです。服装はスーツが望ましいですが、きれいめな格好なら問題ありません。
ニートでも採用されやすそうな期間工求人はどうやって選ぶか
人材紹介会社(派遣会社)経由で応募するのがオススメです。メーカー企業に直接応募するよりも入社祝い金が高くなることがあります。
また、ニート期間があった方でも比較的続けやすい職場(仕事環境や寮環境)をアドバイスしてくれます。
寮は共同寮(玄関が同じで部屋が分かれているタイプ)よりも個室寮(ワンルームタイプ)がおすすめです。共同寮でも自分の部屋に鍵を掛けられますが、個室のほうが居心地がいいです。
共同寮が基本のトヨタ自動車よりは、個室寮に住めるホンダやアイシンAWをおすすめします。
応募から面接、入寮までの流れ
応募から仕事開始までの流れは次の通りです。
- 人材会社へ応募して履歴書作成
- メーカー企業の担当者と面接(応募から2~3日目)
- 採用されれば合格通知(応募から3~5日目)
- 寮へ引越して仕事開始(応募から4~10日目)
面接は簡単な質疑応答です。
期間工は応募から働くまでの期間がとても短く済みます。応募から入寮まで1週間ほどしかかからないので、お金に困っている時にはとても助かります。
寮までの交通費も出る求人もあります。
ニートから期間工になるメリットまとめ
期間工は様々なメリットがありニートからの社会復帰に適しています。
- 実家から出られる
- 寮費は無料なので家賃が浮く
- ニート歴が長くてコミュニケーション能力が落ちてても働きやすい
- 入社祝い金や満了金があるので、3カ月や6カ月働けば正社員並みの収入になる
- 自分が担当する仕事自体は2週間で問題なくできるようになる
- 安全面に配慮された職場で、作業マニュアルがしっかりしているので長く続けやすい
- 契約期間中でもすぐに辞められる(それでも寮費は無料)
ニートから期間工になってすぐ辞めてしまうリスクはある
ニートが期間工になる最大のデメリットは「仕事がきつくてすぐ辞めてしまうリスクの高さ」です。
契約期間満了前に辞めてしまうと満了金が受け取れず、日当1万円の短期アルバイトにしかなりません。採用されてからすぐに辞めてしまう理由はいくつかありますが、「肉体労働が想像よりずっと厳しかった」との声が多いです。
期間工は自動車を作る仕事なので体力勝負です。そもそも肉体労働が苦手で期間工の仕事に就く人はいませんが、それでも厳しくて辞めてしまう方はいます。
体力面で不安なら部品メーカーに応募するのがおすすめ
初回契約は3か月か6カ月ですが、契約期間中に辞めることは可能です。どの工場でも3カ月以内に辞める人が1割くらいはいます。
しかし、期間工は満了金が受け取れなければ一般的なアルバイトと同じような時給です。
「期間工になっても長くは持たないかもしれないなあ…」と思っているかたは、アイシンAWやデンソーのような部品製造メーカーがおすすめです。
3カ月で満了金がでるメーカーに応募するのもよいでしょう。
3ヶ月満了の期間工を募集しているおすすめメーカー
怪我や仕事内容に悩んで辞める人は少ない
期間工が働く自動車組み立て工場は、安全には最大限に配慮しており、怪我をして辞めるような人はほぼいません。作業マニュアルもしっかりと作られているため、「いつまでも仕事を覚えられなくて悩む」というケースも少ないです。