一番稼げるメーカーは、期間工をどれくらい続けるかで答えがかわります。
- 短期間で上がるなら入社祝い金を重視する（最初の半年の収入が高い）
- 長期間じっくり働くなら満了金を重視する（１～３年働いたときの総収入が高い）
１年以下の短期間で稼ぎたいかたと、２～３年働く予定の方に分けて解説します。
入社祝い金が高くて短期間で稼げるメーカーはどこ？
期間工を始める目的は「短期間で稼ぎたい」が多いです。100万円くらいの借金があっても半年間期間工をすれば返済できますし、海外旅行の旅費を作るにも半年～一年で十分です。
マツダ
マツダは入社祝い金が35万円と業界トップレベルの高さです。入社後最大6か月間は食費補助として1.5万円が支給されます。
いすゞ
いすゞ自動車の入社祝い金は15万円程度ですが、3か月で21万円の満了金がでます。
3か月で満了金がでるメーカーは少ないため、3か月だけ期間工をするならいすゞがおすすめです。
スバル
スバルは選考会参加費7万円と入社祝い金38万円があり、入社後1～2カ月目の給料が高いのが特徴です。
期間工.jpのキャンペーン込みだと最初の1年で最大482万円になります。
【長期間】満了金の高いメーカーはどこ？
トヨタ
入社祝い金・満了金ともに申し分なく、No1自動車メーカーらしい待遇です。
ただし、寮がルームシェアタイプです。個室があるのでプライベート空間は確保されますが、玄関やトイレは3～4人と共同で使用します。
日産（追浜）
日産の追浜工場は毎月の給与や満了金が高く、稼ぎたい方におすすめです。寮費無料のワンルームがあり、生産車種は日産リーフ・ジューク・キューブなどのコンパクトカーが中心です。
なお、日産横浜工場は追浜工場よりも給与が低いです。寮は立地面がよいものの、建物が古くて工場までの通勤時間も長くなってしまいます。
寮費無料で生活費を抑えられるメーカーを選ぶのが大切
「期間工は生活費を抑えられるので貯金しやすい」のがメリットです。これまで紹介したメーカーは寮費無料なので衣食住が安く済みますし、給料のほとんどを貯金できるのがメリットです。
注意したいのは「寮費がかかる期間工」です。
時給だけを見て一番稼げるメーカーにこだわったけれど、寮費で月2～3万円かかってしまう求人はあります。
大手メーカーなら6カ月間働けば100万円以上は貯金できるので、なるべく生活費がかからないメーカーで働くのをおすすめします。
